家を出て、学園に行き、世界を知る～力はあっても常識がない～

一つの国が魔獣の暴走により滅んだ。
滅亡した国の最後の生き残りになってしまったライドは姉と妹と共に変わり者に拾われた。
戦う技術や知識を与えられ少年は成長する。
しかし、魔術の腕が上がり戦う力を得ても足りないものがあった。
それは常識であり、社会的信用であり、学園を卒業したという資格だった。
かくして彼は家を出て学園へと通う事となる。
初めて接する同世代の少年少女達。
夢を追う少女、平穏を願う天才、探究心という悪意。
様々な人間と関わり今まで見たことの無かった物に触れ、広がる世界。
ライドは時には魔術で、時には拳で、時には知恵を使うのは苦手なので人に頼り困難に立ち向かう。
そして、彼は滅びた国の真実を知ることとなる。
それはそれとして卒業しないとならないのでライドは勉学に励むのであった。
※小説家になろうにもあります