おさなきひのこいもよう

紙の媒体で例えるならば、一ページ目を開いて並ぶ言葉の羅列に面喰らった。

さてこれが私に読めるのかと、ゆっくりと辿々しく一文字ずつ読む私は幼き頃の自分に戻ったように感じ、大人であることのもどかしさを感じる。

一回読んで、もう一回読むと文字が言葉に、そして文が見え幼い日のぼくと、おんなのこたちの心の声が聞こえてくる。
幼き日の思い出、そこには幼い恋心があった。自分にも当てはまることがあったような朧気な記憶を辿りたくなってしまった。

ゆっくり一文字ずつ読んでみてください。そこにはまだ小さな恋心、でも立派な恋心があると思います。

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