第二章 ロイゼン王国編

第6話 準備完了! いざロイゼン王国に出発(オタクネタあり)

そして2ヶ月が経過して、俺達は明日に向って準備をしている。

何時もの大広間に全員が集まってステータスの確認を行った。

先ずは俺からだ。


******

松風正樹 17歳 男 

  

職:無職レベル58 

サブ職:神官レベル70・商人レベル25

鍛冶師レベルMAX・木工鍛冶師レベルMAX・錬金術師レベルMAX・

付与魔術士レベルMAX・結界師レベルMAX

身長185センチ 体重68キロ

HP129800 MP88000

能力 物理攻撃S・魔法攻撃B・物理防御S・魔法防御B・俊敏A・器用S・運A

基本スキル:剣術<10>・刀術<8>・格闘<8>・身体強化

固定スキル:松風流剣術・松風流格闘術

職スキル:武器制作・防具制作・木工武器制作・錬成・分離&合成・全属性魔法防御結界・物理結界

加護:ラファエルの加護・エレナの加護

******

俺は結界&付与魔術が使えると便利な為に取得した。

攻撃の方は戦士にして剣が使える様にして今は回復が出来る神官にした。

商人の方は今後の商売の取引をするのに必要な事なので変更したのだ。

次はみどりの方だ。


******

仁科みどり 17歳 女  

職業:司祭レベル70

サブ職:結界師レベルMAX・魔物使いレベルMAX・狩人レベル80

身長155センチ 体重51キロ B96W60H86

HP56000 MP60000

能力 物理攻撃B・魔法攻撃C・物理防御B・魔法防御A・俊敏B・器用B・運B

基本スキル:身体強化・回復魔法<10>・継続回復魔法<6>弓術<7>

職スキル:物理結界・魔法防御結界・魔物召喚・

加護:ラファエルの加護・エレナの加護

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みどりは神官がカンストして司祭に変更。そのお陰でサブ職の枠が1個出来て結界師と魔物使いを取得。実家のお爺さん弓道をしてた為、少しは弓が使えるので弓術が使える狩人になっている....何故前より胸が大きくなっているのだ?

続いて明日香の方だが

******

望月明日香 17歳 女  職業:剣聖レベル70

サブ職:付与魔術士レベルMAX・裁縫師レベルMAX・武道家レベルMAX

身長163センチ 体重52キロ B83W58H83

HP98000 MP33000

能力 物理攻撃S・魔法攻撃C・物理防御S・魔法防御C・俊敏S・器用A・運B

基本スキル:身体強化・剣術<10>・槍術<10>・刀術<10>拳術<10>・

蹴術<10>


固定スキル:望月流剣術・望月流薙刀術・望月流抜刀術・望月流拳闘術・

望月流蹴術

職スキル:服制作・格闘術・全属性付与魔術

加護:ラファエルの加護・エレナの加護

******

明日香のは、剣に付与魔術を入れて戦うスタイルにしている。

言うなれば魔法剣士に近い(このゲームでは魔法戦士はあっても魔法剣士は無い為)

刀や剣が無いときは素手で戦うのに武闘家を取得。

後、意外にも裁縫が得意の為、俺は明日香の以外な一面が見えて来たのであった。

最後に明菜は


******

緑川明菜 20歳 女  

職業:賢者レベル68

サブ職:神官レベル90・薬剤師レベル38

魔法使いレベルMAX・裁縫師レベルMAX・結界師レベルMAX

身長160センチ 体重51キロ B90W58H85

HP880000 MP140000

能力 物理攻撃C・魔法攻撃S・物理攻撃C・魔法攻撃S・俊敏B・器用A・運S

基本スキル:身体強化・全属性中級魔法<10>・回復中級魔法<9>

職スキル:生活魔法<10>・料理技術・木工技術・天候予測・看護技術・風呂魔法・肥料制作・整体技術・眷属技術・針仕事技術・物理結界・全魔法結界

加護:ラファエルの加護・エレナの加護

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明菜の場合は先に下級職は魔法使いを生産職は裁縫師にしてカンストさせた。

次に神官を取得して生産職は結界師をカンストして薬剤師を取得してもらった。

看護師技術は相手の病状を見分けて薬剤師は有効な薬を作る事が出来る為、地球では医者みたいな事が出来るのだ。


パーティ構成は

前衛....明日香(格闘&剣道バカ女)

中衛....俺(起用貧乏な為)

後衛....みどりと明菜


と言う事になった。

本当は後一人前衛が欲しいのだが.....。

一つ変化がある.....俺の童貞項目と女性陣の処女項目が消えているのだ。

何故って?

わかるだろう.....俺が女性陣の処女を奪ったのだ!

俺は明菜、みどり、明日香と恋人関係になって何時か結婚しようと考えている。

女性陣も薄々感じていたと思うが、召喚された人間は元の世界には戻る事が出来ないって兄妹の神から聞かされたのだ。

俺は小さい時、両親を亡くして親戚らにたらい回しさせられていたのでここで一生終えるでも良いと思っていた。

みどりは両親は父親が府議員で母親は高校の教頭で厳格な生活をしていたが、みどり本人は自分が好きにしたいと思っていたので俺と一緒に残ると言ったのだ。

明日香は両親が剣道バカ一家でしかも子供が明日香を含み全員女子で、しかも明日香は長女で婿を貰うのが決まっていたので、それが嫌で自分が好きな相手と一緒にいたいと言う事で残る事になった。

明菜は俺と同じで小さい時に両親が死亡、しかも、親戚から虐められてながら自分でアルバイトしながら短大まで行き教師になろうと頑張ったのだが、何故か俺に段々と好意を持ち始め....最後には一緒について行くって言ったのだ。


ある日、女性陣から告白され、兄妹の神からこの世界は一夫多妻が一般的だと言われたので俺は女性陣の告白を受け取って、一夫多妻の結婚が出来る所で夫婦となる決断をしたのだ......ある意味ハーレム状態である。

ざまあみろって!

そう言う事があり今に至るのだ。


「正樹君。出来たわ。貴方の装備完成したわよ? みどりさんの装備も出来たわ」


「ありがとう、明菜」


「明菜さん、ありがとう。それで正樹。明菜さんと明日香の装備も出来たので見てくれる?」


「ほお...なかなか良いじゃんか? 明日香...胸が少し大きくなって綺麗になったぜ」


「あんたって.....まあ、あんたのみどりが言っていた「おっぱいマッサージ」のお陰で何とかマシに....って何言わすのよ!」


「明日香....本当にツンデレなんだから(笑い)」


「明日香さんがツンデレでみどりさんはヤンデレ? そうしたら私は?」


「「夜叉顔デレ」」


「なんですって!」


「「「すいませんでした!」」」

明菜の夜叉顔で怒られると俺達はジャンピング土下座をしてしまう....とほほほ。

確認するがこの世界は一日24時間、一か月は30日で12か月で1年となるので360日が一年となるのだ。

地球での曜日は此処では属性日となるので

月曜....雷の日

火曜....火の日

水曜....水の日

木曜....風の日

金曜....闇の日

土曜....土の日

日曜....聖の日

地球では大抵日曜と祝日があるのだが、ここでは闇の日が休みの日となっていて第一と第四の聖の日は休みの場合があるのだ。

国ごとに違うのだが国王と王妃の誕生日は休みとなっている。


言い忘れていたけど、この世界には魔獣と魔物とに分かれる。

魔物は地球ではボア(猪)、ラビット(兎)、一部の鳥とオークは食肉として利用されるが、ゴブリンとオーガは魔獣なので基本は魔石しか取れない。

但し、ドラゴンや堅い魔獣は素材が武器とか防具とかに使えるので重宝されるのである。


俺は武器鍛冶のスキルを使って全員の武器を作った。

俺と明日香は魔石を粉状にして錬成した鉄鉱石に練り込み魔力を入れると魔法剣みたいな剣を作った。

木工鍛冶でみどりと明菜には樹の魔物であるトレントの樹と魔石を玉状にして杖を作り、更にみどりには弓と矢じりを作った。

それぞれ作った武器と防具は各自の道具箱アイテムボックスに入れて保管した。


「みんな、準備は良いか?」


「「「良いわよ」」」


「あんた.....徒歩で此処からシルバーレイクに行くの?」

明日香が俺に聞いてくる。

俺はニヤリとした顔で答えた。


「いやあ....こっそりと乗り物を作ったのでシルバーレイクまでは此れで行こうと思う。まあ見てろ。出よ『トランザー』!」


俺は亜空間から一個の物体を取り出した。


「「「なんなのよ! この乗り物は!」」」

マジでビックリしてやがるぜ!

俺の乗り物はどうだ...元は4WDワゴン風にしたのだぞ?


「この「トランザー」は4WDワゴン風にしているのだ。兄妹の神からもらった世界地図を運転席の前に石板として設置している。シルバーレイクの場所に手を触れたら自動運転が出来る乗り物だ。奥の荷物部分はキッチンとシャワートイレ付だぞ?それと此奴は目立つからある方法を施しているから問題ないぞ?

まあ寝る時は結界魔法の魔法陣を組み込んだテントがあるから問題ないはずだ。」

それに「トランザー」には奥の手があるのだ。

これは内緒にしよう....。


「「「はあああああああああ。」」」

何で呆れているのだ?


「さすがにオタクだねえ.....明日香」


「本当に.....オタクバカだわ....明菜さん」


「私は正樹君の趣味は分からないけど....みどりさんと明日香さんの言う事に納得が出来るわ....。」


「そんな事は後で良いからさっさと乗ってくれないか?」


「「「適当にごまかすな!」」」

何で怒るのだ?

良くわからねえ.....。

と言う事で女性陣が荷物部分に乗り込むと俺は運転席の乗り操作をし始めた。


「シルバーレイクに行くぞ!」


「「「おお!」」」


こうして俺達は拠点を出てロイゼン王国にあるシルバーレイクに向う事になった。



~作者より~

次回は勇者(剣崎拓哉)視点の話となります。

此処から本題を少し入ってきますのでお楽しみを

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