きっと人間の「善」は「音楽」にある。

短い物語なのですが、この短さからは想像できないほど深い物語です。
指揮者に「ない」ものを淡々と語りながら、逆説的に「ある」ものを浮かび上がらせる物語。
明日の情勢がわからない今だからこそ、皆さんに読んでもらいたい物語です。

私が長々と説明するよりも、読んで感じて欲しい。色んな感じ方があると思いますが、読めばきっと誰かに優しくなれる気がする。そんなあたたかで柔らかい、素敵なお話。オススメです!