本当に危ない
ちょっと真面目なテイストの風間浦です、こんにちは。
昨今、環境活動家を名乗る暴徒が世界各地で猛威を振るっています。
その中でネットニュースで見かけた、陸上ダイヤモンドリーグの400m障害レースの妨害行為について一言述べたいと思います。
記事によれば、活動家はレース中のトラックへ乱入し、ゴール手前でコースの一部を塞ぐ形で横断幕を広げたそうです。
これにより順位を落としてしまったり、タイムを落としてしまった選手が出ました。
『犯人達』の素性や主張には触れません。PVの無い私のエピソードでも、あえて『テロリスト』と呼びますが、そのような輩の宣伝などしたくないからです。
犯人達は陸上競技に関する知識は無かったのでしょう。でなければ、こんな暴挙に及べる筈が無いのです。
私は学生時代、少し陸上競技をしていた事があります。短距離の100、200をメインに、400mも走りました。
陸上において400mや800mは中距離と呼ばれます。極限のスピードとスタミナの両立が求められる過酷な競技です。
レースの終盤は身体に乳酸が溜まり酸素も足りず、頭はボンヤリしてバラバラになったフォームでゴールを目指します。今回のケースでは、その上さらに障害をこなさなければなりません。
日々の鍛錬で距離感覚を身体に叩き込み、最後の障害を越えた後は残る全ての体力を足を前に運ぶ為に絞り出すのです。
選手の思考能力は低下し、下手をすれば意識が朦朧とする事さえあります。犯人達が割って入ったのは、そんな所なのです。
世界トップクラスの選手達だけあって、何とかスピードを落としたり妨害を回避したようですが、レースが正しく成立したとは言えません。
何より疲労困憊の中で、予期せぬ出来事への対応を迫られた選手達の、心身へのダメージは想像を絶するものです。
私達が普段歩いていて、目の前に石が転がっていてもそう避けるのは難しくありません。けれど、疲れていたり体調が思わしくない時だったら?認知が遅れて躓いてしまったり、避ける行為で足を挫いたりしかねません。
犯人達の今回の行動は、このような危険なものなのです。ニュースではあまり触れられていませんが。
そもそもこの犯人達、普段は穴ぐらででも暮らしてるんですかね。まさかスマホなんて使ってないですよねえ。競技場までどうやって行ったんでしょうね。
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