言葉尻を捉えるのはどうかと思うけれども
風間浦です。凹んでます。
「セクシー田中さん」のドラマ化に関連して起きた事への調査書が日テレから発表され、タイミングを図ったように小学館からも発表されました。実際、両者ともタイミングを図っていたのでしょう。
どちらもPDFでDLし、日テレ側のものから読み始めています。100ページ弱の20ページ程読み進めましたが、メンタルゴリゴリ削られます。今日はここまで。
企画が通った後、ドラマ制作側がかなり前のめりであった様子が伝わってきました。それも悪い意味で。
ドラマ化して当たる手応えでもあったんでしょうかね。原作者と小学館が要望した時期よりワンクール早い放映を決めたのは、もうキャスティングやスケジューリングにかかってたんじゃないかなって気もします。
この辺りから既に、結果的に後々まで引きずるような齟齬が、特に小学館側と日テレ側のやり取りの間で見え始めています。それ言った、いや聞いてない。こう言った、それはこういう意味だった。みたいな。
日テレと小学館では何本もドラマ化していますから、それで通ってきたんでしょうね。原作者が呑み込む形での決着もあったであろう事は、SNS等で他の原作者様がコメントされています。
ただ、「セクシー田中さん」以前にもドラマ化の経験があった芦原妃名子さんは、泣き寝入りをしなかった。
まあドラマ制作側は「面倒なのに当たったな」くらいの感覚だったのでしょう。小学館側の担当もそうだったんでしょうか、原作者抜きのやり取りでは、芦原さんを作品にこだわりの強い「難しい人」と表現しています。
読み進めたのがこの辺りまでで、小学館の調査書でどうなっているのかはまだ見ていません。
何かもう、心が痛い。
少なくとも私が読んだ部分からは「セクシー田中さん」や芦原さんに対するリスペクトみたいのは全く読み取れなくて、「人気作家の人気作品の看板」が欲しかったんだろうなって。
早々にドラマ制作側は、「うるさい原作者の干渉」を排除しにかかっていたように感じました。
立場が上だと考えていたんでしょうかね。「ドラマ化してやってる」みたいな。
いやあこれ、平日に読んだのは大失敗だったわ…
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