夏の思い出

 暑くなってきましたね。皆さんお元気でしょうか、風間浦です。


 自分が子供の頃って、気温が30度になればあっちーなって感じで、それでも窓開けて扇風機に首振らせとけば凌げた気がします。それでも駄目ならアイ○ノン。


 田舎に帰ると、不思議とケースで三○矢サイダーがあるんです。祖父母がサイダー好きな訳は無いので、孫が来る時期に合わせて酒屋さんに持ってきてもらってたんでしょうね。コ○ラやフ○ンタではなく、いつも三ツ○サイダー。


 夏に帰省していたのは小学生まででしたね。最初は母親と弟と3人で、途中からは兄弟2人で。


 上野駅で寝台列車に乗って、朝に野辺地駅に到着。母方の祖母がホームで待っててくれて、立ち食いそばを食べたら今は廃止されてしまった大畑駅へ。


 そこから延々とバスに揺られて田舎に着くのはお昼過ぎだったかなあ。お風呂は15分歩いて銭湯へ。イチゴ牛乳とかフルーツ牛乳が好きでした。


 家は海岸沿いで、テトラポットにフナムシがワラワラいてゾゾッとしたり。ウミネコがミャーミャー大合唱したり。うっかりウミウシを踏んづけたり。


 夜は外がすごく明るくて。沖にイカ釣りの船が出て、集魚灯で海を照らしてるんです。漁火っていうんだったかな。


 祖父も小さな船でイカを獲ってきて、イカソーメンにしてくれました。特別好きではなかったんですが、東京で食べれるイカソーメンは透明じゃなくて衝撃を受けました。


 風鈴、簾、近くの小川でタオルを乗せて冷やしたスイカ、夜中の怖いトイレ、和菓子、割り箸を刺したキュウリや茄子、山の上のお墓、なんとなく怖かったお寺さんの御位牌。


 それと、子供心に大きな衝撃を受けたのは御巣鷹山。日航機の墜落事故です。


 亡くなった方々が戻ってくる筈のお盆に、多くの人が連れて行かれてしまったのです。呆然とテレビを見ていた記憶があります。


 今年の夏も、大きな事件が起きてしまいました。亡くなった方のご冥福をお祈りします。

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