違う、そうじゃない

 ふたご座流星群は今日明日だそうですよ。ふたご座生まれの風間浦です、こんばんは。


 風邪引いてしまい、仕事を休んでポカリ○エットのペットホテル抱えて安静にしています。……風邪、だよね? 皆様もお気をつけ下さい。


 サッカー日本代表ロスでワールドカップからは遠のいていますが、もう準決勝。


 日本を破った前回準優勝のクロアチア、エースエムバペ率いる前回優勝国フランス、現役最後のワールドカップかもしれないメッシが自身初の戴冠を目指すアルゼンチン、そして今大会の台風の目となったモロッコ。


 クロアチアはスコア的に接戦続きでも動じませんね。やはり現状で日本代表が勝てる相手では無かったなと感じます。


 何と言っても、常に得点チャンスを窺いながら、相手に完全に自由にはさせず要所をしっかり押さえている。


 そう、貴ノ浪みたいな懐の深さを感じるのです。まず貴ノ浪がわからない人も多いんだろうなあ。ちなみに私も、同じブルーフォレスト出身です。今はトンキンですけど。


 そんな事を思いながらツイッター流し読みしてたら、幾つか気になる話題が。




 まずは日本代表が敗退してからずっと言われてる「PKは運」論争です。私は運よりも大きく結果を左右する要素がある、むしろ運は最後の最後って考え方です。負けたのは結果でしかなくても、そこには納得出来る理由があります。


 クロアチアのようにフルタイム戦い抜きPK戦に突入する事も想定して、そこで相手を上回れるよう準備をして試合を臨んだチームや選手にこそ、失敗に終わった時にそういう慰めが出来るんです。


 今回の日本代表を見ている限り、そうではなかった。駒野友一や中田英寿、中村俊輔が外した時は諦めもついたけど、今回はそう思えませんでした。


 日本人なら知ってる筈です。遠藤保仁というPK職人なんて言われた選手がいました。彼の場合は高い技術と観察眼の裏付けに加えて、メンタルの上下動が無いという特性で実力を発揮していたようですが。


 GKとしても、かつてJリーグ前に日本サッカー冬の時代と呼ばれた頃の日本代表のゴールマウスを死守したヤマハ発動機の森下申一、引退しても神がかったセービングが記憶に新しい川口能活のように、PKに強い選手というのはいました。


 PKに強い選手をメンバーに入れろという意見も見かけましたが、ちょっと待ってプレイバック。違うそうじゃない。


 まずは90分で勝利を目指すのが大前提で、それを捨てるメンバー編成なんて論外、ナンセンスです。日本代表に選ばれたのは国内で主力を張ってたり海外に移籍した選手達です。


 疲れてたって長い助走とって、止まってるボールをゴールに蹴り込むくらいは出来る筈です。それで外したら運だなって思いますけど、相手のGKに呑まれてテレフォンキックするのはいただけない。


 メンタリティ、準備の問題。そこが足りなかったと思います。PK戦にもつれ込んだから結果は運、ではないのです。


 これも日本人なら知ってるでしょう、「人事を尽くして天命を待つ」。本当に人事を尽くしたか。クロアチア戦の負けを運では片付けたくないなあ。




 そして、森保監督続投か? なんて話も聞こえています。


 いやあ……まずはサッカー協会と森保監督、今回のワールドカップについて総括しようよ。それからじゃないのかな。


 次のワールドカップ、松木玖生や中井卓大って逸材がメンバー入って来るんですよ。ファイブバックで後ろに人を余らせて、彼等を今回の久保建英や鎌田大地みたいに前半のプレス要員にするのかって不安しかない。


 ワールドカップ終わる度に、サッカー協会は問題点の洗い出しや責任の所在を放置して次の監督に丸投げするのが様式美になってきましたね…

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