概要
サラリーニャン、今日も家族のために満員電車にのって闘います
料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨムグルメ小説コンテスト
カクヨム賞受賞作品。
サラリーニャン(マン?)の猫山にゃん太郎は食品会社の企画部に勤める、冴えない中年猫。
今日も家族のために満員電車に揺られて、便所席で後輩に雑用を押し付けられて残業する情けない日々。
今、猫社会の中ではお手軽レトルト『にゃ~る』が大人気。
美味しくて、味のバラエティに富んだにゃ~るは大ヒット。
しかし、それはにゃん太郎の会社のライバル社の商品で……。
にゃん太郎の会社はにゃ~るに圧され、その業績の悪さからにゃん太郎はリストラ候補にされてしまう。
落ち込むにゃん太郎の元に現れたのは、就活中の息子、ねこ雄。
ねこ雄はそんな父の姿を見て、失望し「俺はにゃ~るのあるニャッスイにエントリーする」と言い出す始末。
カクヨム賞受賞作品。
サラリーニャン(マン?)の猫山にゃん太郎は食品会社の企画部に勤める、冴えない中年猫。
今日も家族のために満員電車に揺られて、便所席で後輩に雑用を押し付けられて残業する情けない日々。
今、猫社会の中ではお手軽レトルト『にゃ~る』が大人気。
美味しくて、味のバラエティに富んだにゃ~るは大ヒット。
しかし、それはにゃん太郎の会社のライバル社の商品で……。
にゃん太郎の会社はにゃ~るに圧され、その業績の悪さからにゃん太郎はリストラ候補にされてしまう。
落ち込むにゃん太郎の元に現れたのは、就活中の息子、ねこ雄。
ねこ雄はそんな父の姿を見て、失望し「俺はにゃ~るのあるニャッスイにエントリーする」と言い出す始末。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!こんな世界があると良いなあ
働く中年サラリーニャン、にゃん太郎さん。
にゃん太郎の会社では、『マンマねこ』という昔ながらの猫用レトルトご飯を販売しているのですが――近年ライバル企業から発売された『にゃ~る』に市場を独占されて、憂き目に遭っているというところから物語が始まります。
昔はあんなに売れたのに……あの頃は良かった……なんて郷愁を誘うお話で、しかも商品開発の会議が妙にリアル(笑)
長丁場の会議に飽きた猫社員たちが、天上からぶら下がる紐を見てウズウズしているシーンにくすりと笑いました。
うんうん、猫はじっとしていられないと思うよ!
成績不振のにゃん太郎は自身のクビを賭けて新商品の開発に乗り出しますが、果たして…続きを読む