概要
夢を笑った全てのクズ共へ
この物語の主人公、終夜鴉紋(しゅうやあもん)が転移したのは、赤い瞳の人間を『ロチアート』と呼び、家畜の様に管理して喰らう絶望の世界であった。
秩序の守られた泰平の世。その世界に何の悪意もなく大切なモノを奪われた鴉紋は、腕を黒く変化させ、人ならざる剛力を発現した。
怒り迸り何もかもを破壊しながら、鴉紋は世界を統治する9人の“天使の子”を殺し尽くし、自らの願う世界を創造する事を決意する。
――しかし彼がこの世界に訪れてしまった事も、その世界を破壊するといったある種異常に思える意志すらもが、彼の内に潜む“別の人格”による因果である事を彼は知らない。
――そして壊れていく。
ロチアートも同じ人間だと言いながら、ロチアートの為に人間を殺戮していく悪魔へと。
平和な世界に堕ちて来た、ただ一つの悪意として
秩序の守られた泰平の世。その世界に何の悪意もなく大切なモノを奪われた鴉紋は、腕を黒く変化させ、人ならざる剛力を発現した。
怒り迸り何もかもを破壊しながら、鴉紋は世界を統治する9人の“天使の子”を殺し尽くし、自らの願う世界を創造する事を決意する。
――しかし彼がこの世界に訪れてしまった事も、その世界を破壊するといったある種異常に思える意志すらもが、彼の内に潜む“別の人格”による因果である事を彼は知らない。
――そして壊れていく。
ロチアートも同じ人間だと言いながら、ロチアートの為に人間を殺戮していく悪魔へと。
平和な世界に堕ちて来た、ただ一つの悪意として
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!悪の讃美歌
ダークファンタジー
悪魔の力を宿した鴉紋(あもん)が、世界を破壊するため旅する話
騎士や天使の子を黒い手で潰す
構成が巧みな作品です
作り込まれた世界観を破壊して進むという構成を持っています
それが悪と、悪の可能性を表現しています
鴉紋(あもん)の仲間はこの世界では生きられない運命にあります
だから戦う
それが反逆となる
世界の定めに反するから悪と呼ばれる
悪でいけないか?
悪は素晴らしい
悪には可能性があるのだ
挑戦する可能性がな
生きる世界が欲しい
だから今の世界を破壊する
破壊して創造してやる
悪魔が世界を、破壊して進みます
悪の力を賛美したストーリーは珍しく、面白いです
悪は自…続きを読む