手に汗握る、本格ファンタジー!

「魔女と、それを駆逐する審問官」と言われると、戦闘主体の物語なのかな? と思われるかもしれませんが、それだけではありません。

審問官の行動は教会法によって厳格に制限されていて、魔女を駆逐するためには、魔女であると自らの意思で告白させること、そして魔法の行使を現認することの「両方」が必要なのです。

だからこそ、繰り広げられるのは手に汗握るような心理戦。(対魔女だけではなく、お仲間さんとの駆け引きも素敵!)もちろん魔法を使った戦闘シーンも堪能できます。

ご都合主義な展開はなく、硬派なのに読みやすい。そんな本格ファンタジー小説。
ぜひ、多くの方に更新を追っていただきたいです!!

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