「魔女は二種類、悪の魔女か、善を装った悪の魔女か。」このセリフ、めっちゃカッコいい…!
感情に振り回され、感情に辟易としている愚か者が、感情を題材とした物語を書き、感情を昂らせています。
機械的に数えるのではなく、本をめくる回数を300数える。かなりの集中力がいる作業。そして本で部屋を埋め尽くす相手を尊重する姿勢を感じます(妄想)。知的な、惹きつけられる書き出し。
白き魔女を追う、主人公の目的は一貫している。しかしその上で魔女や枢機卿や審問官といった彼を取り巻き世界を構成する人々の思惑に触れ、そして葛藤する。ファンタジーとミステリの融合したような、そんな内容…続きを読む
高い文章力で記された物語は、ダークでハードであるにも関わらずすっと頭に入ってくれる読みやすさ。各章は綺麗にまとめられている上で、謎が謎を呼び読む人の興味を引いて放さない。時折漏れ出るコメディも程よい…続きを読む
Twitterから参りました!火の魔女編まで読了したレビューとなります。テンポが良いのはもちろんですが、シンプルな世界観と固有名詞で大変読みやすいです。きっと、設定の書き込みがしっかりされている…続きを読む
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