日曜朝に戦う乙女たちを一番の特等席で。

これはある一般男性がひょんなことから魔法少女のサポート妖精になってしまい、ほわわんとしつつも熱く盛り上がって頑張っちゃったりなんかしちゃったりする、まあそんな感じのお話である。





主人公は妖精エルル、に入ってしまった一般男性の魂。
魔闘乙女(マジバトヒロインと読みます)であるマジバトドレイクと共に戦います。
マジバトドレイクの正体は、女子高生である龍崎ほむら。

大きな特徴は、主人公がサポート妖精ってところでしょうか。
でも結局ほむらといつも一緒であるため、純粋に戦うヒロインを応援するお話としても楽しめます。

ところでドレイクって、ドラゴンのオランダ語なんですね。
江戸時代に日本人に入って「だらあか」と呼ばれていたとか。なんか創作落語が作れそうだわ。って、脱線してしまいましたねスミマセン。

私は龍崎ほむらちゃんに感情移入してしまってますが、男性の方なら自分が妖精になったつもりで「重妄想!」して楽しむのもアリなのかなあと思います。

丁寧に作り込まれた、魔法で戦うヒロインものへの愛が詰まった作品です。

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と、そんな感じに読み進めておりましたら、ほむらのキャラが、なんだか……
ま、まあいいか、と進めるうち、戦う魔法少女の二人目が颯爽と登場。
しかし癖が……
あまりにも癖がありすぎる……
性格が、というか、趣味が……
というところ解決しないうち三人目キターー! もっとぶっ飛んでるー!

……あれそもそも敵は……


中毒になりそうな、妙な突っ走り感のある楽しい物語です。
みなさまも是非ご一読を。