凡庸(※誉めている)

 ひたすら大地を耕す主人公は、それ自体がとても立派な姿である。なにしろ、だれも食べ物を作らなければ待っているのは食糧難だ。

 ひょっとしたら、彼にとっては素でそれがいきがいになっているのかもしれない。世界の二番目くらいには。

 それにしても、健気な乙女ではないか。この幸せ者め。

 詳細本作。