銀嶺の乙女、戦場に舞う。――スピード感のある戦闘描写が秀逸!
- ★★★ Excellent!!!
傭兵、リノンとその相棒アリア。
二人の少女が自分達の所属組織『紅の黎明』本部へと帰還する、その列車の中から物語は始まります。
彼女達の旅の終点近くに突然現れた巨大人型兵器・オリジンドール。それはやがて来たる皇国との戦いの嚆矢。
戦争の中、少しずつ明かされていく『戯神』という存在。
SFファンタジー好きな方には刺さること間違いなしな熱い展開が待ち受けています。
主人公の刀と異能。それらと相対するような銃を用いた近代的な戦闘描写がうまく合わさっています。
戦いを繰り返す中で少しずつ彼女達の過去や秘密、そして世界の謎が明かされていく展開にドキドキします。
もちろん「強い(怖い?)女の子」が好きな方にもオススメです。
(コソコソ話。「ヘタレで噛ませだったけれど成長する男」をお探しの方にもオススメです!)