パリのモンマルトル これは普通の観光案内じゃなかった!

最初にこの作品を読んだ時は…
観光地の事とか、建築物の事とか、美術の事とか、私があまりにも無知過ぎて。フランス語の建物の名前とかもごちゃごちゃになってしまって、あまりイメージも湧かず。サラッと読んで、観光案内っぽく感じてしまい、正直少し残念に思ってしまったのです。

筆者様の別のエッセイを読んで、そのエッセイは情景をひたすら綴った物なのにすごく深いものを感じました。その時、もしかしたらこの作品も私が気づけてないだけですごく深いんしゃないか?と思ってもう一度読んでみました。

分からない物はググりながら丁寧に読んでいくと、イメージが鮮明になっていって。
「アール・ヌーヴォー」なんてググって「へー!」と思ったし。

初めて聞く有名人の名前、初めて見る絵。モンマルトルの培われてきた文化。先人が残し、受け継がれている大切なもの。

普通の観光案内だなんてとんでもない。いつの間にか、モンマルトルの魅力に引き込まれている自分がいました。
ちゃんと読んでよかった。

ん? これは作品レビューと言っていいのかな?

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