サンタクロースになれる魔法

クリスマスが嫌いで、幼い頃一度もプレゼントをくれなかったサンタクロースを恨んでいる加賀美涼介は、皮肉にもクリスマスの日に少年を助けたがためにこの世を去ることとなった。

死んだ……と思って気がつくと目の前にはサンタクロースのような格好をした少女の姿が。
少女は自らを『サンタクロース派遣協会』の職員だと名乗る。
少女は『サンタクロースになれる魔法』を授けるとともに涼介を問答無用で転生させると言った。
拒否権を与えられなかった涼介は、なすすべなく少女の手によって転生させられるのだが……。