探偵事務所の探偵が逮捕されて、作者さんが後始末をすることになったお話。

 当時の作者さんは二十代。すでに何度か転職しており、三社目に「探偵事務所」に入社します。そしてそれが事件の始まりなのですが。(探偵事務所だけに……)

「探偵事務所」に入社してから一年後、作者さんの携帯電話に警察と名乗る中年の男性から電話がかかってきます。
 最初は偽物ではないかと思いますが、探偵事務所の事情にあまりにも詳しいということもあり、作者さんは警察官と会って話をすることになるのです。

 そして、警察官から切り出されたのは、「おたくの社長が詐欺しているんです」という話でした。何となく納得してしまう作者さん。そして「この話は社長にはいわないで……」と警察官に言われるのですが、作者さん正義感の強い方で、社長に自首するように言ってしまうのです。
 さてさて、これからどうなってしまうのでしょうか。

 この後、思いも寄らないことが次々と起きて、作者さんは部外者で被害者なのに、この事件のせいで色んな後片付けをさせられることになるのです。
 しかしテンポがよく鋭いツッコミがあるので、大変な話なのについ笑って読んでしまいます。
 気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。

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