広さと深さ

 本作には、幽霊や殺人鬼は直接でてこない。ただ怨みの原因が紹介され破局へとじわじわ進むのみである。

 にもかかわらず、根本的な一つ一つの場面がありありと頭の中に浮かんでしまう。

 これはもう、負の饗宴であろう。たしかに、居酒屋になどいく必要はない。

 そして、つい拍手喝采してしまうのだ。ざまあみろと。まさにざまあだ。

 詳細本作。

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