シナリオが無い物語　それは彼らの青春そのものです

　特に夢中になれる物も無く、漫然と日々を過ごしていた須堂透利は、即興シネマパークで、真柳日夏と言う少女に話しかけられます。果たして彼女の正体は？　
　そんな戸惑いから始まる透利でしたが、やがて即興劇の面白さに目覚め、自分の過去と向き合い、前へと進む力を得ていくことになります。
　
　この物語、劇中劇のようなストーリーになっています。
　透利と日夏の現在の物語と、彼らが演じる即興劇の世界。
　二つの物語は影響を与え合って、絶妙のハーモニーを奏でていきます。
　
　臨場感あふれる舞台の興奮も届けてくれる物語、是非覗いてみてください。