猫から人に戻ったタイミングが気になって読んでみました。

猫になってた 女子大生に拾われた 

たぶんこの2個の要素だけだと手に取らなかった作品だと思うのですが、
キャッチコピーにある『こんなタイミングでもどるなんて』という部分に興味を引かれて読んで見ることに、

1話の時点でそのイベントは起きてたのですが、すぐさま通報待った無しみたいなシチュエーションにも関わらず、

ヒロインの大人びた?というか、マイペースな振る舞いを見せ、
『朝起きたら、助けた猫はそこにいなくて、一糸まとわぬ男が自分の家に』
というシチュエーションを、大学に行かないとなので話はまた後で、と。

私自身は、あんまりラッキーハプニングみたいなイベントは好まないので、この物語の進め方は『お?』ってなった要素で面白そうに思い、期待をして読み進めるとちょっとしたミステリーっちくな要素がでてきて、

『断片的に抜け落ちた記憶』
『仕組みや理由は一切不明一定期間で猫と人の姿が入れ替わる』

物語はこの要素を軸に描かれていました。

『記憶の手がかりを捜す』
『猫になる原因や、異常のない人間に戻る』

そんな感じの目標が物語のかなり序盤で明確に決まってるので、話が頭に入りやすく、作者さんの描写の技量がかなり高いので、セリフ以外の文章まで読み飛ばす事なく楽しめる作品でした。

男の第一印象は変態かと思っていましたが、作中の中で見えてくる人格者のような性格だとわかる過程や

一緒になって問題を解決するために一緒に行動してくれる、クールながらも魅力的な言動や信念をもったヒロインなど、

シナリオ以外の要素まで楽しめる要素がいっぱいの作品でした。

私の評価は✩3です。なんなら✩3でも押したりないと感じるほど夢中になって呼んでた作品でした。

もしよければぜひ一読をご検討ください♪

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