概要
端末を片手に現実世界をブラゔら、それが僕の物語の舞台探訪法〈VRA〉だ
『カクヨムWeb小説短編賞2021』「実話・エッセイ・体験談」中間選考通過作品
〈VRA(拡張現実旅行)〉とは、筆者の造語で、タブレットでアニメを視聴しながら、現実空間を経巡り歩く〈舞台探訪〉法である。
この方法を発想した筆者は、十二月の千代田区を背景にした三つのアニメの舞台を、まさに十二月に訪れたのだった。
*この作品は、筆者の別作品『虚構の中の都市空間』の一部を短編小説用に再構成したものです。
〈VRA(拡張現実旅行)〉とは、筆者の造語で、タブレットでアニメを視聴しながら、現実空間を経巡り歩く〈舞台探訪〉法である。
この方法を発想した筆者は、十二月の千代田区を背景にした三つのアニメの舞台を、まさに十二月に訪れたのだった。
*この作品は、筆者の別作品『虚構の中の都市空間』の一部を短編小説用に再構成したものです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!作者の想定を超えた楽しみ方
タブレットでアニメを鑑賞しながら「作中の舞台となった場所」を訪れる。しかも、季節や時間までも作中の設定に合わせて。
それがVRA!
没入感という言葉もありますが、恐らくこれは作者以上に作品へ入り込んだ行為なのではないでしょうか。
主人公や仲間たちはこの場所であの台詞を語ったのか……それを現地に赴き同じ空気と風景の中で夢想する。そこまで贅沢な楽しみ方があったとは、正直驚かされました。
私も昔、都庁を訪れた時に「ゲームでここダンジョンになっていたなぁ」と感慨深く建物の雰囲気を堪能したことを思い出しました。
この深き愛があれば日本のアニメ文化もまだまだ安泰でしょう。
よりディープなオタクの世界…続きを読む