エッセイは何故短編部門しかないのでしょうか。それが惜しい……でもその字数制限の中で描かれた2人の大切で尊い時間はすごく読んでいていろんな感情を生んでくれました。
現代ドラマを中心に執筆中。 ホラー分野も挑戦しています。 BLも書いておりますし、読んだりもします。 夢日記は不定期に、BL百四十字小説はほぼ毎日更新!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(234文字)
望む未来はかぎりなく遠く、けれども時間は早く過ぎていく。未だに空は暗く、空気は冷たく、自分がどこいるのかも分からない。わかるのは、小さな火の下にある雪の影だけ。そう考えた時、人はどんな寂しさに苛…続きを読む
恋人の有無やセクシュアリティに関わらず、このエッセイに読者として接する時、私たちは完全なる部外者です。しかしながらこの世界で人間として暮らしている以上、人間との付き合いを完全に断つことは不可能です…続きを読む
口当たりの良い滑らかさや甘さだけではない、恋の苦味に満ちたエッセイです。本作を読み終え、現実の恋情とはこういうものだという思いがどっと吹き出すようでした。苦くて痛くて、不確かで。幸せに辿り着く保証…続きを読む
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