私は、貴女と出会えて、とても幸せだった。

 主人公は大学の時、同性である女性と付き合うことなった。それは二人にとって幸せな時間の始まりだった。主人公は大学卒業後に大学院に進み、彼女は就職した。コロナの流行によって、主人公は大学に行けず、論文が書けるか不安になっていた。そんな時も、彼女との会話で和むことができた。
 二人は、お互いを尊重し合い、尊敬し合い、本当の意味でのベストパートナーだった。

 主人公に、好きな人が出来る、その前までは――。

 果たして、二人が迎える結末は?
 主人公が好きになった相手とは?

 ゆっくりと流れる時間と、幸福な彼女たちの関係に癒される一作でした。

 是非、御一読下さい。

その他のおすすめレビュー

夷也荊さんの他のおすすめレビュー1,168