晴れた日にも涙と言う名の雨が降る☆

辛い時期、苦しい時期。そんな中でも、決まり事を設けて家族一つとなる時を作れば、それはたちまち古き良き懐かしの思い出として刻まれ、家族の絆が深かったことを改めて認識させられる。そして、これからも絆の固さは揺るがない。そのアイテムが「赤いきつね」と「緑のたぬき」だった。無理に背伸びして特別感を出す必要は無い、家族が一つとなって過ごす時間が大切なのだと読者に訴えるパワーが溢れまくった作品。
前半部分の重苦しい雰囲気を綴った描写に引き込まれ、後半ラストのタイトル回収に胸がスッキリすること間違いなしです☆

その他のおすすめレビュー

愛宕平九郎さんの他のおすすめレビュー2,398