ただここには夢があり、そして

西暦2032年。
突如として太平洋上に異形の怪物が出現。それらは世界各地へとただちに攻撃を開始し、人類に甚大な被害をもたらした。
人類はこの怪物を「外敵（アンノウン）」と呼称し、対外敵戦線を構築するが、人類の既存兵器群による攻撃は効果が薄く、戦いを重ねるごとに人類はその版図を減らしていった……。

そして、西暦2035年。
日本主導の『対外敵決戦計画』が発動。「外敵を殲滅する戦略、兵器の確立」という理念のもと、あるプランを打ち出した。
それは、人類の可能性を拓くものであると同時に、閉ざしてしまうものでもあった。

──かくて青年は駆ける。夢の中に大切な人たちを留めるために。


*初投稿になります。語彙力とか描写とか会話の運びとか諸々見づらいかもしれませんが、わずかでも楽しんでいただければ幸…続きを読む