病について考える
- ★★★ Excellent!!!
個人的にこのお話を読むにつれ、病というものを考えていました。
病気なんてかからないほうがいい、無い方がいい、それは言わずもがなです。
しかし難病になってしまったら。
その時、その後の決断と行動は、身を切るようなものです。身を切れれば楽かもしれない。でもそうは行かない。長期的に付き合わなければならない。
その時人はどんな行動に出るのか。当人だけでなく、病は周りの人をも襲います。もがいて、歪んで、願って、それこそぼろぼろになるまで。
正解なんてないけれど、愛する人のことを思ったら決断しなくてはならない。
そんなことを考えながら読みました。