病について考える

個人的にこのお話を読むにつれ、病というものを考えていました。
病気なんてかからないほうがいい、無い方がいい、それは言わずもがなです。
しかし難病になってしまったら。

その時、その後の決断と行動は、身を切るようなものです。身を切れれば楽かもしれない。でもそうは行かない。長期的に付き合わなければならない。

その時人はどんな行動に出るのか。当人だけでなく、病は周りの人をも襲います。もがいて、歪んで、願って、それこそぼろぼろになるまで。
正解なんてないけれど、愛する人のことを思ったら決断しなくてはならない。

そんなことを考えながら読みました。

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