第5話 (前編)

『さて、勉強しよっか』

『うぇ』

お風呂に入った後、晩御飯もまだなので予定通り勉強会を開催する。

まださっきのえっちの余韻に浸り少し頭がボーとするが紫穂に教えるだけなら問題ないだろう。

部屋の勉強机じゃ狭いからリビングで勉強することにする。

私の前に紫穂が座る感じ。

『何処のページから教えたほうがいいの?

『えーと…確か、ここら辺から…』

紫穂がページをめくっていくと見えたのは一ヶ月前くらいに教えてもらったところ。

『・・・もしかして、全部って言ってる?』

『言ってる』

紫穂が自身ありげに頷く。

はぁ…と、ため息は心の中だけに抑えて早速取り掛かる。

『それじゃあ、一回ここの問題教科者見ながら解いてみて。わからなかったらポイント教えるから』

『はーい』

紫穂が教科書片手に問題を解き進める。

その間私は本でも読んで待つとしよう。

5分ぐらいだった頃、紫穂が結果を見せてくる。

十問中、正解は四問。

それ以外はバツ。

正直言って予想以上のバツの多さだ。

これは基礎問題であって、応用じゃない。

このままだと即赤点となる危険がある。

私がなんとかしなきゃ…!

『うーん。ちょっと悪いかなぁ』

『そう…だよね。私もそう思う』

紫穂が引き攣った表情をする。

このままでは紫穂のやる気が先に終わってしまう。

こんな時は…!

さっきのお返しだと思って提案してみるか。

『じゃあ、今から紫穂には間違えた問題だけ服を脱いでもらおうかな』

『え?』

『だって、このままだと赤点だし。手っ取り早く覚えるなら緊張感持たないと。因みにペナルティーとして今一枚脱いで』

『・・・さっきのこと怒ってる?』

『別に。ただ、私も紫穂を辱めたいと思っただけ』

『絶対怒ってるじゃん!わかったよ。それじゃあ、上脱ぐね』

紫穂がパジャマを脱いでピンク色のブラが露になる。

可愛い。

『さ、解説タイムなんだけど。ここの公式の意味わかってる?』

『?公式って数字入れるだけじゃ…』

『違うよ。ちゃんと単位とかも気にしないと。例えばここの問題だとー』

『あーそういうことか。来海ちゃんって教え方上手だね』

『まぁ、それほどでも。それじゃあ、次の問題はここね』

『えーと…うーん…えぇ』

紫穂は唸りつつも問題を解いていく。

いいペースいいペース。

『はい』

『うーん…悪くはないけど、ここ間違ってるから脱いでね』

『えっ!?あ、計算ミスしてるっ!?あぁ〜』

紫穂がズボンを脱ぐとブラと同じ色と柄のパンツが露になる。

くびれがなんかエロいな。

『寒くない?』

『脱がしといてよく言うね。別にそんなに寒くないよ。でも、これ以上は脱ぎたくないかな』

なるほど。

それなら第二弾!

『それじゃあ、紫穂が問題を解き終わるまで私が邪魔するね』

『えっ?それだけ?別にいいけど』

『ラッキー。じゃ、これ解いて』

『いきなり応用過ぎない?もっと簡単のを…』

『だーめ。これだってさっきの公式使えば解けるよ。頑張って』

『わかった』

紫穂が問題を解き始める。

さて、始めるか。

私は本を読みながら器用に足を上へ動かしていく。

ついには紫穂が座ってる椅子までたどり着く。

よし。

私は足を伸ばして紫穂の秘部にあてる。

『んっ』

紫穂から声が漏れる。

『どうしたの?問題解いて紫穂』

『・・・やっぱ怒ってるでしょ』

『そんなことないよ。私はただ可愛い紫穂が見たいだけ』

足を動かして触る。

『んんっ…ん…はぁ…はぁ…く、来海ちゃん』

『ん?まだ、解けてないけど。早く早く』

『あ、後で…お、覚えて…んんっ』

紫穂のシャーペンが止まる。

気持ち良くなって勉強に集中できてないようだ。

『紫穂。集中しないと。パンツが擦れて気持ちいよね』

『はぁ…ん…わ、わかってるならっ…やめっ…て…』

『やめなーい』

紫穂の呼吸が荒くなっていく。

私も強く、早く足を動かす。

『んんっ…!く、来海ちゃっ!へあぁぁ!!』

紫穂の体が縦に揺れ、足が濡れたのがわかる。

『先にイッちゃったか。可愛いよ紫穂。私の時に一緒にイきたかったよね。でも私をたくさん愛してあげてくれたもんね。だから、これは怒ってるんじゃなくてお礼だよ。愛してる紫穂』

紫穂が涙目で私を睨む。

『これで、テスト赤点だったら来海ちゃんのせいだからね』

『大丈夫。三四日くらい間があったらイクと記憶力上がるらしいから』

『・・・やられたよ』

『愛してるだけだから勝ち負けはないでしょ』

紫穂にキスをする。

『今回のテストは私が絶対高得点取らせてあげる。だから、ね。可愛い紫穂をもっと見せて』

『私も可愛い来海が見たいよ』

『休憩しよっか』

『ん』

私達の勉強会はあまり進まずに終わった。







あとがきというかお知らせです。

この文章は予定が終わり次第消しますが、再来週に中間テストがあります。

よってこれから少ない文字数の小説が続くと思います。

いつも読んでくださっている読者さん達には感謝していますが、よろしくお願いします。

小説は毎日出すつもりなのでこれからも読んでくださると嬉しいです。

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