日々の記憶

人生を楽しむ二人組、憂塚と白瀬は今日も元気に執筆をしている。そんな彼らの日常はダラダラして見えた、しかし本書きとしての才に目覚めるため、色々試すのだった。これは紛れもない二人だけの冒険譚。今ここに二人は有名になるために現れたのだった。果たして、日々の向上はできるのだろうか。そしてただ一つの悩み、なんでも諦めてしまう憂塚のダラダラ具合で世界は開けるのだろうか。これは夢を追いそしてだらける物語である。それは生という営みを外れた二人の渇望劇である。改めて言おう、ここ２０２１年現代に舞い降りたアンチクライマーは、どのような手で自由を手にしていくのか、それとも世界に相対して、対人類となるのか。これは伝説を呼び寄せる今世紀最大の謎である。さぁご堪能あれ！