第2話 ボーリング

どうします今日は?

そうだな知恵の輪でもやろうか

そうですかしかし持っていませんよ

なら店へ行くか

いっそのことアミューズメント施設へ行くのもいいですね

そうだな

ではその線で行きますね

頼んだよ

着きましたよ

ここかすっごくでかいな

憂塚先生こういったところは年齢から言っても恥ずかしいですか?

いやそんなことはない

家族ずれが多いのでもしかすると父親にみられるかもですね

それは結婚できない私への意見か

いえいえそんなことは

そうかならいい、ボーリングでもしようか

いいですね

君も遊び疲れて倒れんようにな

はいまだ元気バリバリです

そうかではチケットをとってくる

お任せします

ああ

でも珍しいな先生が自分から動くなんて

持ってきたぞ

ってそれは

ああガターなしのガードレール付きチケットだ

まったくがっかりです

なんだ君に任せたらきっと普通のボーリングになるとおもってだな

やはりそうでしたか

なんか考えてでもいたのか

そんなことありません

そうかならいい

ではいきますよ私からのスイング

こういうのってスイングっていうのか

投擲なんでしょうかね?

わからないな

まぁいいでしょう楽しめればなんぼのもんです

そうだな

ストライク狙いますよ

がんばるんだな

いけーー

おおいい線いってるぞ

どうだ

あらーそれましたか

君はカーブをかけて投げるんだな

一番真ん前のピント2層目のピンに斜めに入るとストライクとれると聞いて

なるほど

先生の番ですよ

なぜ私がガードレール付きにしたか今君に見せよう

おおいったい何です

こうなげるのさ

あああガードレールにぶつけすぎです

わざとガードレールに向けて投げたんだよ

それでスポットを狙う気ですね

そうだ

ははーやりますね

君は使用禁止だ

なぜです

それが公平な勝負というものだ

まったくわかりましたよ

よろしい

でも先生もニアミスですね

君もそうスコアでてないだろう

難しいですね

そうだな

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