日々の記憶

ツーディーソウル

第1話 梅のかき氷

憂塚先生

なんだ

今日はどうなさいます

そうだな、ゆっくり過ごそうではないか

それもいいと思いますが今日は特別な日なんですよ

なんだっけかな

海の日です

ああ、そうか

海行きませんか?

車は君が出してくれるか

任せてください

ならのっかるとしよう

はい

楽しみだ

海着きましたよ

太陽がまぶしいな

夏ですね~

ああ

かき氷屋さんありますよ

行くか?

行ってみましょう!

そうだななら代金は君がおごってくれよな

身内同士なのですから構いませんが

そうか

はい

ソーダ味と梅味ってものもあります

梅か

挑戦します

そうだな、やめておくよ

なぜです

食で遊びたくないんだ

まったく固いですね

なら君は食についてどうおもう

味が何であれ、お客様にだしているんです。好評を期待してると思ってますが

そうか

どうです、少し遊び心のある梅味試してみません?

わかったよ、ただし一つだけ頼んでくれ

いやなら私に押し付けるって策ですね

そうだ

まーいいですよ

店員さん梅味を一つお願いいたします。

おおまっとれい!

やっぱり海の屋台の人は元気だな

そうだな

先生はから元気ですか?

執筆に必要な材料を探しているんだ

なるほど常に仕事魂で過ごしているんですね

そうだ

お待たせしました

おおきましたね

きたな

まずは一口どうぞ

まてまてこういうのは君の反応を見てからだ

なんでも私を上手に使うの得意ですね

わるいとはおもっている、しかし胃袋をやられると仕事がな

わかりました

どうだ

ん~すっぱいおいしいです

どんな感じにだ

なかなか聞きに来ますね

君と私の舌は同じではないかもしれないからな

そうですね、つんってきます

わさびの酸っぱい感じか?

わさびっていうよりは包容感があるかんじです

全体的にどうだ?

そうですね甘くてすっぱくてきゅんとなる味ですね

リピートできそうか

はい一回限りで終わりにしようとは思えないですね

そうかなら一口いただくか

どうぞどうぞ

ごくりあむあむ

どうですか?

おお意外な味だ安心したよ食べれる

そうですかそれはよかった

もう一つ頼んでくるよ

かしこまりました。

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