第9話 FD40
今日はどうします?
ゲームでもしないか
それは電子ゲームですか?
いや違う
はーチェスとかですか?
それも違う
先生ってできるゲームありましたっけ?
あるとも
7ならべします?
いやそれもいい
では人生ゲームはどうです?
そうもないな
なんです、なら
車でレースだ
まさか
そうだリアルでだ
それって
いいだろ別に
先生ってそもそも免許証もってます?
もってない
え?
だから持ってないといっているだろ
それって法律違反では
まぁそうとやかくいわんでくれ
いやいいますとも
君忘れたのか
なんです
私有地では免許証も関係ないって
そうなんですか
そうなんだよ
しかし先生ってそんなレースできるほど広い私有地ありましたっけ
いやない
え?
だからここは少し策をこうじた
なんです
山だ
えっと?
まだ国の所有物でも誰かの所有物でもない、手つかずの地でレースをするんだ
それっともしかして
そうだ少し遠いかもしれないが、尖閣諸島へいくぞ
そこって戦ってますよね
そうだなレースが盛り上がるってもんだ
日常に吹いた嵐ですよ
まぁそんな詩人になるな
なりますとも
じゃあいくぞ
船がそこに出てるとは思いませんが
何心配ない
まさかやっさんのお力を借りると
そうだ
やっさんて沖縄の元締め役ですよ
船くらい出してくれるだろう
理由はどうします
仁義を掲げるチームだ、断ることはしないだろ
だとしても警察には目をつけられますよ
何人生の冒険だと思えば軽いもんよ
電話は私はしませんからね
電話はもうしといた
まさか船も準備ずみなのでは
そうだ完璧だろ
はーしかたありません後始末もしっかり考えていてるのでしょうね
まかせろノープロブレムだ
はー
船だぞのるぞ
車はFD40ですか
かっこいいだろラリー向きだ
私はなぜ型番なしなんですか
雲隠れするためだ
どういうことです
FDは借り物だだから足がつかない、だけど助手のは乗り込みようの車だだから名義から言っても必要なんだ
なるほどFDは隠していくんですね
そうだ
ばれてもしりませんよ
大丈夫、なにがあってもお金で解決できる
仁義にたよりすぎです
まー時の縁を結べたのは幸運だと思おう
よし第一難関だ船の交通書をだすぞ
はい
通ったな
よかったです
では行くかレースと
はい
ぶつけるのもありだからな
こんな高級車にぶつけるありなんて
いいだろ、めいっぱい遊ぼうじゃないか
ですね忘れて楽しみましょ
その域だ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます