「詩人は、賞賛など求めていない。信じてもらいたいだけだ」という言葉を思い出した。一連の詩において、「月」「星」「太陽」「雨」「桜」と、自然を扱ったものが多い(個人的には、それらが特に好みだった)のが印象的で、きっと、作者である千恵花さんの頭の中には美しい情景が漂っていて、それをそっと救い上げ、詩として可視化したい、というのがひとつの原動力になっているのではないかと思う。読後、夜、月明かりの下、水面に映る景色をひとり眺めているような、そんな心持ちになった。
今、さみしいですか?アベックが手をつないで街を歩いているのを見て拍車がかかったりしていませんか?そんな貴方、ぜひ本作をご拝読ください。作者 千恵花 様の優しい愛に包まれて、きっと貴方のさみしさも癒えることでしょう。読めば読むほどに虜になる酔えば酔うほどに強くなるこの想いまるで自分に恋人が出来たような気分請け合いです。さぁ、貴方も心、、繫いで前作の『心、、紡いで』もお勧めですよ!
若しも、恋に悲しみ、恋に苦しみ、恋の儚さを知り、愛に包まれたくなったら、ここへ来て詩を読んでください。
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