第6話 足音


あなたの足音は

どこから聞こえてくるの?

前から?後ろから?

それとも左右のどちらから?

途絶えて

聞こえない日が続いて

不安で押しつぶされそうになると

突然わたしの前に現れて

不意にkissをする

そうかと思えば

後ろから抱きしめて

温かさで包む優しさをくれたり、、

いつだって

見守っているって言うけど

時々足音の聞こえる方角を

わたしは間違えて

ぐるぐる廻りながら探しているよ

不安で不安で

仕方なくなるんだ


だからお願い

この腕をしっかり掴んで

わたしに教えて

あなたは此処にいる

それが分かるように、、


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る