捨て身になるのは、武士の本懐。カッコいいかもしれません。ですがそれにより、何が守られるのか自分自身に問わないと。言ってしまえば、見栄なのか。世間体を気にしてなのか。力なき者への献身なのか。邪心はそこにはないのか、と。誰に何を言われても、どう思われても戦禍に飛び込む。頼母の生き様が人の心を動かすのは、そういう覚悟があったからかもしれません。
3話で終わらず、明治を生き抜いた彼の生涯をあなたの文章で読みたいです。また彼の後顧の憂いを絶つべく自害した千重子への思いも書いていただけるとありがたいです。
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