あとがき

 『一蓮托生いちれんたくしょう』お読みいただきありがとうございました。かつらたちの物語、楽しんでいただけたのならば幸いです。

 本作は、私が学生時代に書いた『泥中の蓮でいちゅうのはす』という作品の続編となります。カクヨムに過去の作品を掲載した際、私の他の作品『自分、みいつけた』にかつらを登場させたのが本作の執筆のきっかけになっています。その後書き下ろした『令和2年、それぞれの秋』にてかつらと康史郞こうしろうのその後を書きましたが、この時点では本作を執筆する予定はありませんでした。

 2021年夏、私のネットでの長年の友人である「おっけっ!!」さんから浴衣姿のかつらのイラストをいただいたことから、この浴衣姿のかつらをラストシーンに出す話が書きたいと思い、本作の執筆がスタートしました。「おっけっ!!」さんには執筆開始後も折に触れてイラストでキャラクターイメージをいただき、大いにモチベーションが上がりました。この場でお礼を申し上げさせていただきます。

 折角の書き下ろし作品ということで「カクヨムコン7」の長編部門に応募しようと決心しましたが、10万字書くのは本当に大変でした。「カクヨムコン7」終了後、本作の過程を改めて執筆し、創作論・評論カテゴリで公開できればと考えています。

 感想、不備の指摘等があればぜひコメントを下さい。できる限り対応させていただきます。

 令和4年1月30日 大田康湖

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一蓮托生(いちれんたくしょう) 大田康湖 @ootayasuko

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