ただただ愛でる。

今作でわたしはいわゆるBL小説を初めて読みました。
ですが、これはどちらかというと、性的少数派(LGBT)の小説であり、また普遍的な愛、というお話でした。だから恋愛小説を読みたいすべての方、必見です。

本作の見所は音楽。わたしは最近までギターのメジャーとマイナーが長調と短調であることも知らなかったような人間でしたが、本作の音楽の描写が細やかで、メロディの粒が聞こえるようでした。

そして、主人公律がかわいいでいかんです。これは本当に見て確かめていただきたい!

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