第9回新潟日報文学賞受賞(本名で受賞), 第34回北日本文学賞宮本輝選奨受賞(本名で受賞), 第20回ゆきのまち幻想文学賞入賞(筆名で受賞), 第27回ゆきの…
それは寂しさを埋めるためなのかもしれないし、充足を得るために意味を付けたいからかもしれない。いずれにせよ、彼女の人生には意味があったのだろう。武蔵野の地形が、ダイダラボッチによって作られたと言われ…続きを読む
独特のキャラクターの老女の名誉教授がとても魅力的です。この方の登場する物語をもっと読みたくなりました。それから、「ダイダラボッチ」という言葉のリズムの良さが異常なほどで、癖になります。
私は武蔵野に行ったことが無いですし、武蔵野がどんな所なのかもイマイチよく分かっていません。でも、このお話を読んだら、武蔵野に興味が湧きました。ダイダラボッチという存在にも興味が湧きました。…続きを読む
古代から伝わる巨人「ダイダラボッチ」を人生をかけて追い求めた教授がたどりついた境地とは――?導入は軽妙で入りやすく、読み進めていくに現実感や真実味が増していき、読者を作品世界に引き込むのが上手な作…続きを読む
もっと見る