独特のキャラクターの老女の名誉教授がとても魅力的です。この方の登場する物語をもっと読みたくなりました。それから、「ダイダラボッチ」という言葉のリズムの良さが異常なほどで、癖になります。
最近この方の作品にすっかりハマっていまして。それで、武蔵野文学賞今やってるので、ちょっと勉強にと思って読ませていただきました。 いや、これは雨杜和さんに喝采ですよ。 まず、老教授の人間性がと…続きを読む
ふとした日常に、ぽつんと現れる変異。 それがなにかを見つけようとする老教授は、自らが追い求め、焦がれてきた存在への強い想いを知る。 しかしそれは恋い焦がれていたものにとって、束縛以外のなにもの…続きを読む
古代から伝わる巨人「ダイダラボッチ」を人生をかけて追い求めた教授がたどりついた境地とは――?導入は軽妙で入りやすく、読み進めていくに現実感や真実味が増していき、読者を作品世界に引き込むのが上手な作…続きを読む
この作品では古民家のイメージが合います。古い家に、古い資料。その中から生まれたのは……?彼女の人生に喝采を。ダイダラボッチの存在は大きかった。いやダイダラボッチではないのかもしれない。もっと不…続きを読む
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