独りでいるとき、自分の近くに誰かがいて静かに自分を見まもってくれている…そんなおもいを抱いたことはないだろうか。鈴ノ木 鈴ノ子さんの物語は、限りなくやさしい目で人を見まもる物語だ。やさしい物語は人に生きる勇気を与える…物語りする者はやさしくなければいけない…強くそう感じた。