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概要
一人生き残ってしまった彼の話
ボクは、災害にあった、らしい。
何故らしい、という表現なのかは実際は原因が分かっていないからだ。
突然、帰る場所が消えてしまった。
人も、家も、思い出も何もかもが。一晩、いや数分の内に。
ボクはみんなに、黙祷をしながらこう思った。
「みんな可哀想だけど、ボクがみんなの分まで頑張って生きるからね。だから幽霊とかにならないでね。ボクはオカルト系が苦手だから」
何故らしい、という表現なのかは実際は原因が分かっていないからだ。
突然、帰る場所が消えてしまった。
人も、家も、思い出も何もかもが。一晩、いや数分の内に。
ボクはみんなに、黙祷をしながらこう思った。
「みんな可哀想だけど、ボクがみんなの分まで頑張って生きるからね。だから幽霊とかにならないでね。ボクはオカルト系が苦手だから」
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