煤まみれの騎士

作者 美浜ヨシヒコ

8,267

2,887人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

変なチートやインフレがなく、政治、戦略、戦術、個人バトルのバランスが抜群!!
序盤の主人公の不遇時代が長めだが、主人公のメンタルが強いので不快感は少ないし、逆襲時の爽快感はすばらしい。キャラも背景も良く練られており、もっと評価されるべき作品。
自信をもってお薦めします。

★★★ Excellent!!!

人生山あり谷ありと言いますが、本作の主人公は山からスタートして数十話経過するまで直滑降で落ち続ける稀有な作品です。有能な主人公が、ある「体質」のせいで身分や約束された未来を失い追い落とされてしまうも、不遇に嘆くことなく歩み続け、ついには本当の理解者や守るべきものを得ていく物語は魅力的でした。まだ完結していない作品なので、今後の展開が非常に楽しみです。

★★★ Excellent!!!

女神の加護というチート能力者が当たり前の世界。
そんな中、加護を得られなかった主人公が己の努力の積み重ねで力をつけ、女神の加護を無効化する武器でチーターどもを自分の土俵まで引き摺り下ろし、己の能力だけでぶっ潰していく話。
ストーリーも熱い。
これは大した努力もせずに与えられたチートで無双するヒョロガリハーレムチート主人公の小説に対するアンチテーゼが秘められた小説だと思う。

★★★ Excellent!!!

私自身小説を多く読んでいる訳では無く、他の方のレビューような事は言えませんが、ここまで登場人物一人一人に感情移入し、多角的に没入出来た作品はカクヨム作品でも数少なかったと思います。間違いなく傑作と呼べる作品です!


何よりもエステル団長が出てきてロルフのこと喋ってる回が大好物でニヤけてしまう。
書籍版買ってイラスト拝見しましたがエステルさん素敵すぎて…


★★★ Excellent!!!

大枠ではざまぁ系、成り上がり系のファンタジーに分類されますが、文章力やシナリオの構成などが本格的かつ重厚で、流行りのざまぁ系とは違う読み応えがあります。
また前半部分の、いわゆる低迷期をかなり長めにとってあり、主人公が覚醒してからのカタルシスが大きいのも新鮮でした。

キャラクターも魅力的です。
主人公も仲間のキャラクターも魅力的でかっこいい。女性キャラ達も敵味方問わず色んな意味で魅力的で、とても惹きつけられます。
王国側の元許嫁や妹には、前半の流れのままに不快感を感じる方もいそうですが、基本的には何かしら主人公に思い入れを持っている描写もなされるので、最新話時点ではそこまでウザく感じません。
ここは人それぞれかも。
反面、王国側のモブや悪役達はホントにクソな奴ばかりで読んでて本気でイライラさせられる(褒め言葉)し、ざまぁされた後はものすごくスカッとします笑

本格的かつ重厚なファンタジーでざまぁ系を読みたい方にはとてもハマると思います。
ただ、前半部分の低迷期で主人公が本当に虐げられるので、少し辛抱が必要です。それさえ乗り越えれば、後は割とすんなり読めるはず。

注意点として、一部胸糞悪い暴力描写や性暴力描写があります。また、敵味方問わず死ぬ描写も多いので、苦手な方はお気を付け下さい。

面白いと思った方は書籍も買って損は無いと思います。書き下ろしもあるし、キャラに立ち絵ができて、視覚的な楽しみも増えました。

今後の展開にも期待大です。

★★★ Excellent!!!

久しぶりに本格的なファンタジー作品に出会えてとても嬉しいです。
序盤はきつい描写が続きますが、雌伏の期間をしっかり取って、読者も主人公と一緒に辛い部分を耐え抜いたからこそ、羽ばたきの瞬間のカタルシスがある。
ただゲーム的にパラメータ動かしてるだけの作品にはない、血の通った描写が人物や物語を立体的に見せてくれます。
人物造形は割と王道寄りですが、とにかく描写がしっかりしているので物語に没頭できるのが強みですね。
強いて言えば主人公の人物像が完璧すぎますが、迷いや悩みを抱える部分もあり、今後の掘り下げに期待したいところです。

★★★ Excellent!!!

よく見かけるライトな作品だろうと思い、いつものように覗き見するつもりで読み始めました。
しかしこれが面白くて、気づいたら昼過ぎから読み始めたのに陽が落ちていたんですね...
休憩も挟まず読み耽ってしまいました。

偉そうなことが言えた立場ではありませんが、作者の方には相当な文才があるように思います。
情景描写・心理描写が巧く、読者を物語に引き込む引力が半端じゃないです。
物語の最新話に追いついた後も興奮が冷めてくれません。

おすすめです。ぜひ読んでほしい。

★★★ Excellent!!!

これほどの勇壮かつ玲瓏たる戦記を
ネット小説で読む日が来ることになろうとは、思いもよらなかった。

個人にフォーカスしつつ世界観を滲ませていく語り。
控えめな叙述なのに、魅力的なキャラクター勢の布陣。

読むごとに、想像を膨らますごとに、喜びと充実を感じられる作品です。

ファンタジー好きな読み専の皆さん!
ちょーお勧めですよ!!

★★★ Excellent!!!

web小説で久々にここまでの重厚なファンタジー作品を見れて、そしてとても面白くて感動です。
ジャンルはハイファンタジーの追放系なのですが他のなろう追放系のようなこれといった何の努力もせずいきなり特別な力で無双するような展開ではないです。
作品の文章もとても綺麗で読みやすく何より出てくるキャラクターがいいです。
特に主人公は迫害を受けながらも努力をかかさずそして人間臭くもありとても良い、何より覚悟がありとてもかっこいいです。
主人公が自分自身に改めてどの道を行くかそして覚悟を決めたシーンはとても痺れました。
戦闘シーンや人間ドラマでもどうなるか分からない展開、何より続きが気になる終わり方なので引き込まれます。
書籍化期待です

★★★ Excellent!!!

非常に重厚な物語。
単純な勧善懲悪でもなく、俺tueeeでもなく、ハーレムでもない奥深き作品です。
主人公が虐げられる話数が多いのでやきもきしますが、だからこそその後の展開にワクワクします。
袂を分かったかつての仲間との戦い。
新たな仲間への熱い想い。
出会いも別れも克明に描写されていて感動の連続です。
間違えなくファンタジー小説の傑作です。
是非ご一読あれ

★★★ Excellent!!!

もっと読みたい。1日、間が空くのさえ惜しい。そんな作品
主人公が持つ正義を貫く姿勢がとても好きです。
正義vs正義の世界観。もっと閑話的な感じで人類側(幼馴染と妹中心の)も見てみたいですね。それでも★3じゃ足りない。

書籍化&コミカライズ決定!!、おめでとうございます!!

★★★ Excellent!!!

まず、所謂ざまぁ系ではありません。
良い意味でカクヨムらしからぬ、
不遇から始まるずっしりとした人間ドラマ&戦記という印象です。
フラストレーションの溜まる展開が続いたりしますのでご注意ください。

ただ、心情、人物、情景の描写が丁寧で読み応えがあり、引き込まれますし、
ストーリーも続きが気になって仕方なくなります。
他の方も仰られてますが、これだからカクヨム堀りはやめられない、と思える作品です。

どっしり腰を据えて読む時間がある方におすすめです。
私は睡眠時間が消し飛びました_(:3 」∠)_

★★★ Excellent!!!

極端に偏った世界観がたまに瑕だけど、その分偏りすぎた価値観と、それによって生み出される拗れた人間関係と葛藤の表現が上手すぎる。これはマジでライトじゃなくてヘビーもいいところ。気休めに読むんじゃなくてガッツリ入り込むレベルの覚悟で読まないと間違いなく序盤で心が折れる。
間違いなく面白い。これは断言できる。

★★★ Excellent!!!

 本当に面白いと思った作品しかフォローしないのですが,超久々にフォローしました(フォローした作品はこれで2つになりました)。
 今までカクヨム等でとても多くの作品を読みましたが,これは傑作です。最新話まで読みましたが,また読み返します。笑
 「煤まみれの騎士」という作品名も良い!
 書籍化されたら即買います! それくらい面白いということです。
 
 

★★★ Excellent!!!

とても面白い。稀に傑作があるからカクヨム漁りはやめられない。
めちゃくちゃいいところで一時休止となって残念でもあり、続きがさらに楽しみにもなり。
筆者様は迷われることもあるかとおもいますが、どうぞ書きたいものを書いてください。私はいち読者としてこの物語を完結まで真剣に楽しませていただきます。

★★★ Excellent!!!

悲惨な状況から状況を仲間と共に協力しながら這い上がっていくというのが
成り上がり物の面白さです。だがこのweb連載という性質上、あまりにも悲惨な
描写が続くと読者が継続して読みづらくなるという性質があります。
だがこの作品はただ悲惨なだけではなく重厚な戦闘描写、
賢く諦めない芯のある主人公であったり、その他の人間の下劣な人間描写が
巧みになされていることにより成り上がりものとしてのカタルシスを生み出す
仕組み作りがなされています。
これから主人公の成り上がりパートが書かれていくと思うので
とても楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

展開と文章表現と構成はいいと思います。

世界観がちょっと大雑把っぽいのが玉に傷。

感情移入しちゃいますね。普段は疲れを取る、現実逃避目的での読みに入る自分でしたが、逆に読書で疲労感が募ってた所がありました。それはそれでユニークなのだと。独特で特色がある作なんだと。自分に言い聞かせつつ読み進めていきました。

読んでみて損何処か得るものがあるのでオススメです。今後の展開に期待です。

★★★ Excellent!!!

(第二部了までの感想)
いわゆる「ざまぁ系」と期待して読んだがまさか25万字近くも迫害され続けるとは驚いてしまった。

煤まみれどころか読者がストレスまみれではないかと思いながらも、読み続けてしまったのはその重厚で精密な描写に引っぱられてのことだ。アニメやドラマであったらあまりにゲス過ぎる役柄の演者に同情してしまって話が入ってこないほど人間サイドの下劣さが徹底している。小説だからこそ気にせずに入り込むことができたのはメディアの特性を上手く使っていると思った。

古くは「おしん」や「フランダースの犬」「家なき子」など数々の不当な仕打ちに耐えるドラマが日本で人気を博してきた。被虐に耐え続ける主人公へ感情移入することで悲劇の中にある麻薬的な気持ちよさを味わうという仕掛けの存在も無視はできない。途中までこの作者の書きたいことは実はそちらだったのではないかと勘ぐってしまったほどに延々と蔑まれ続ける。

現時点で第二部を終えて文庫本で言えば2冊分。ようやく剣を抜いてターニングポイントを過ぎたように感じる。この先これまで降り積もったフラストレーションを振り払うようなカタルシスにつながるのか。はたまた一時的な勝利から再び苦しい展開に追い詰められるのか。多くの読者は前者を期待してるだろうが、後者だとしてもファンタジー版の苦労ドラマとして一貫しているし面白くなりそうだ。

ただ一つ後悔があるとすれば完結してから読み始めるべきだったとも思う。
YoutubeやKindleインディーズ等と異なりまとまった収益につながらないネット小説界隈において、これは傑作になるだろうと読んでいた作品が途中放棄されてしまうケースは枚挙にいとまがない。作者さんのメッセージからは少々ナイーブなところも感じ取れるので、あまり焦らずマイペースに自分の作品をつむいでいってほしいと思うのは余計なお世話か。

ちなみに騎士の鎧… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

文章構成力、世界観が素晴らしいのは勿論だが、何よりも評価したいのは作者がブレずに書き続けていること。

感想欄でのコメントに屈することなく、貫き通したからこそ今作は間違いなく良い作品である。

インスタントな作品しか読んできていない人には胸くそ展開が長期に渡るのは辛いのかもしれないが、耐えれば分かる。
こういう長さがあったからこそ世界観が深みを増し、その他の大勢とは違う確かな作品だと。

また今作を普通の「ざまぁ」展開で読もうとしている人は考えを改めたほうが良い。
伏線や舞台装置の描写が沢山あるのに見落とす事になる。
これは、幼馴染みや妹がどうこうという話ではなく、女神や世界そのものに対して挑んでいく視点で見るべき。

流し読みではなく、一文一文をしっかりと読んでいきたくなる作品。