　皆様は、『閃輝暗点』という症状をご存知でしょうか？

　芥川龍之介が書いた『歯車』という小説にも登場する、突然、金色のギザギザが視（み）える症状です。

　危険な病気と無関係…とは言い切れませんが、直後に死亡するケースはほぼ無さそうです。

　仕事が忙し過ぎて限界を迎えそうな時に、私は一度だけ、この『ギザギザ』を視（み）た事がありました。

　その時は『閃輝暗点』という言葉も、芥川の件（くだり）も知らなかったので『あ〜…ついに、この世を去る日が来たんだ…』…と思っていました。

　亡くなる直前に視る『パノラマ現象』が起きました。

　あの、エロ動画…どうしよう…。

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