半分の空と半分のコンクリート

事故に遭った「僕」は、不可解な状態から、あるものを見る。
「怖い」と一言も書いていないのに、ひたすら恐ろしいホラー短編。一人称語りの妙味が光ります。
不気味なのに、非常に切ない読後感がします。匂いの描写が鮮烈でした。

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