冒頭、「明日」のことを気にする彼が、不穏ながらも、どこか可笑しくて、ワクワクしました。全然、良くないんですけど、ハッピーエンドのお話を読んだような気持ちになります。…いや、ハッピーエンドでいいのかな?
好きなものをぽわんっと書きます。好きと言います。 書くのは1000字前後が多いです。シリーズやクロスオーバーが好きなので、自作もシリーズごとにコレクションで分…
事故に遭った「僕」は、不可解な状態から、あるものを見る。「怖い」と一言も書いていないのに、ひたすら恐ろしいホラー短編。一人称語りの妙味が光ります。不気味なのに、非常に切ない読後感がします。匂いの…続きを読む
少年時代と現在が入り交じる。そのノスタルジックな雰囲気の中に、戦慄が投げ込まれる。しかしその戦慄も何ということのない出来事のように描かれていて、美しい情景描写に違和感なく溶け込んでしまう。この…続きを読む
幸せなのか、不幸せなのか……じりじりと伝わってくる恐怖を感じる作品!
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