あの暗闇の中、懸命に命と向き合ったとある獣医師の物語。

皆さまは覚えておられるでしょうか?
2018年3月に北海道で大きな地震と大停電があったことを。

後に胆振東部地震と名付けられたそれの最中、駆け回った一人の女性がいた。
彼女は獣医師。牛などを専門とするお医者さんだった。

地震と停電が起こった時。それは人間だけでなく、乳牛たちにとっても死活問題だったのだ。
どういうことなのか? それは本作を読んで頂きたい。

少なくとも畜産に疎いわたしは、この事実を知りませんでした。人間のみならず、牛たちも苦しく辛い思いをしていたのです。

減災。その為にわたしたち一人一人が出来ること、きっとたくさんあるのではないでしょうか?

そしてこの物語、作者さまの他作のキャラがゲスト出演しておりますよ(*^^*)
彼も良い役貰いましたね。

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