あの子に会える、きっと会える。
- ★★★ Excellent!!!
小さい頃、いつも一緒にいてくれた。
名前も、顔も、夢中になって遊んだことも覚えている。
笑い方も、走り方も、どんなぬくもりだったかも。
全部鮮明に覚えていて、間違いなくいたはずなのに
大きくなってから会おうとしたら
そんな人はいなかったってこと、ありませんか?
僕といっしょにかくれんぼをしてくれたお姉ちゃん。
いつも私の味方をしてくれた男の子。
確かにいたはずなのに。
それってもしかしたら、イマジナリーフレンドってやつじゃない?
したり顔で誰かが、大切であたたかな思い出のすべてを
幻のように言ってくる人がいるかもしれない。
でも、その話ですら、ほんとうのほんとうじゃないかも。
あの頃のお姉ちゃんや男の子って、もしかしたら
きよちゃんみたいだったのかもしれないですよ。
だからまた、会えるんだと思います。