登場人物はわずかに二人。彼か、彼女かもわからない手紙の差出人と、受け取った主人公である僕だ。二人は全く同じ奇妙な体験をするのだが、物語はここで終わらない。得体の知れない何かをはらんで、また続いていくのだ。もしかすると、次に彼らと同じ体験をするのは、あなたかもしれない――。
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