よくぞここまで尖らせたなと

個人の感想として主人公に共感できない。
子供が玩具を振り回して癇癪起こしてるようにしか見えない。

ただ、社会性を学ばずに育った少年が人里におりて己の意のままに生きようとする点においての表現の妥協のなさに独自性を感じる。
共感はできないがその徹底ぶりが逆に作品の味になっている。

1章で既に満腹になってしまったが、時をおいて2章以降も読み進めてしまうかもしれない。
不思議な魅力がある作品。

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