概要
これは禁忌とされている。これを手に入れるには相当の代価と覚悟が必要だ
【第11回&第10回ネット小説大賞一次選考通過作品】
【第一章~第二章あらすじ】
カイル・リードは観測ステーションから、未調査の惑星を探索していた。そこで法規を犯し、現地の少女ファーレンシアと接触をしてしまう。
賞罰対象になることを覚悟した待機中、彼は気がつけば地上に降り立っていた――。そこには、エトゥールの若き領主であるセオディアとその妹姫ファーレンシアがいた。ファーレンシアと再会したカイルは、エトゥールの危機を救う『精霊の御使い』が来ると予言されたことを知る。
帰る手段がないカイルは、保護を条件に彼等が直面した問題の解決の糸口を与える。
一方、観測ステーションでは、カイルが行方不明になったことで、プロジェクトが中止になり、撤収命令が出ていた。カイルの相方であるディム・トゥーラは納
【第一章~第二章あらすじ】
カイル・リードは観測ステーションから、未調査の惑星を探索していた。そこで法規を犯し、現地の少女ファーレンシアと接触をしてしまう。
賞罰対象になることを覚悟した待機中、彼は気がつけば地上に降り立っていた――。そこには、エトゥールの若き領主であるセオディアとその妹姫ファーレンシアがいた。ファーレンシアと再会したカイルは、エトゥールの危機を救う『精霊の御使い』が来ると予言されたことを知る。
帰る手段がないカイルは、保護を条件に彼等が直面した問題の解決の糸口を与える。
一方、観測ステーションでは、カイルが行方不明になったことで、プロジェクトが中止になり、撤収命令が出ていた。カイルの相方であるディム・トゥーラは納
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!高度な文明の発達で失ったものを、その惑星の人々は持っていた。
カイルは好奇心旺盛な研究者で未知の惑星を探索するプロジェクトに参加しているクルーの一人。そんな彼は、とある惑星の調査中、ちょっとしたトラブルから現地の少女と出会います。しかしこの出会いが、カイルをこの星に深く関わらせることに──。
SFな描写から始まる物語ですが、降り立つ惑星は機械文明が発達する前の国々。近未来的な場所から、一気に話が全近代的な世界へと移るのですが、この流れがとても見事です。
研究者として、そして人として、どんどんエトゥールに深入りしていく主人公カイルの行動は、やがて現地の人々や観測ステーションの研究者をも巻き込んで、さらにエトゥールに深く関わっていくことになります。…続きを読む